活動の概要
2019年から活動を開始。同社の放課後等デイサービスから分かれて設立されたため以前から施術している方も多い。重度の障害を抱えている未成年者(小学生~高校生)なので、精油の使用方法や施術内容もより慎重かつ丁寧に行い、それぞれに合うリラクゼーションを心掛けている。
施術内容や部位や体調など、話し合いまたは書面で、ご家族、ご本人、施設職員に確認の上で決定している。
月次報告
2023年8月
いつもは車椅子でトリートメントを行っている利用者様は、リハビリ用ベッドで休んでい
たので、そのままリハビリ用ベッドで行った。膝が伸びないためクッション等でボルスタ
ーを作り安定した体勢を作ってトリートメントを行うと、とてもリラックスしてうとうと
していた。
2023年7月
車いすの利用者様は足がむくみ火照っている方が多かった。トリートメントを行うと火照
りが冷め、靴下や装具の跡が薄くなってむくみが軽減した。
2023年6月
施術日の2日前に久しぶりにてんかん発作を起こしたとの利用者様は、ややボーッとしている様子で目の充血が見られ顔が火照っていた。足先が冷たかったので様子をうかがいながら丁寧に温めるようにトリートメントを行ったところ、足先がポカポカした。笑顔になり目の充血が軽減した。
2023年5月
足がとても冷えていて足底にカイロを貼っていた車椅子の利用者様は、気温が上昇してき
て足が火照っていた。トリートメントを行うと火照りが引いた。
2023年4月
小学5年生までトリートメントを行なっていた利用者様は、8年ぶりに「かわせみ」をご利
用、高校3年生になっていた。以前トリートメントを受けていた事を覚えており、うれし
そうにしてくださった。トリートメントを始めてすぐにリラックスし冷たかった足が温か
くなった。
2023年3月
入浴サービス後にトリートメントを行った利用者様は、皮膚も温まっており身体の緊張が緩んでいた。普段は硬く張っていて触れられることも嫌がっていた足底などの部位も、張っているものの痛がらなかったため、しっかりとトリートメントを行うことができ、柔らかさが出た。
2023年2月
はじめてトリートメントを行った利用者様は、緊張している様子だったが、始めて徐々にリラックスし笑顔になり、冷たかった足が温かさがでた。
皮膚が弱く常に痒そうにしていた利用者様は、最近は痒がることが少なくなった。職員のお話しでは、風邪をひかなくなったこともトリートメントを継続していることも関連していると感じるとご家族からご報告があったとのことだった。
2023年1月
排尿の量が少い傾向の利用者様が多いとのことだった。トリートメントを受けた利用者様
は皆、とてもたくさん排尿し、すっきりした表情になるとの事だった。
新月から初めて見た利用者様がいた。
2022年12月
施設で入浴サービスが始まった。常に身体の緊張して硬くなっているとのことで、これまでのトリートメントの際にも車椅子の背もたれに身体を預けることもできず硬さがあり少しの刺激でも痛がっていた利用者様が、今回は入浴後にトリートメントを行うと開始時からとてもリラックスしていた。トリートメントも痛がることなく受けていて、これまでなかなかほぐせなかった足底もじっくりとトリートメントする事ができた。表情も柔らかく
なった。
2022年11月
気温が低くなり血色が悪く、冷たくなっている利用者様が多かった。しもやけが毎年できる利用者様は今から血行を良くしていくように努めたいと思った。
2022年10月
唸ったり身体を揺らしたりして落ち着かない様子の利用者様は、トリートメントを開始してしばらくすると排ガスが連発多数あった。その後穏やかになった。
2022年9月
例年は夏休み中に体調を崩していた利用者様は、継続的にトリートメントしていることもあってか今年の夏休みは体調を崩すことがなかったとのご報告があった。
2022年8月
夏休みで、いつもとは違う時間帯(午前中)での活動だった。 3年ぶりの利用者様をトリートメントした。久しぶりでも直ぐにリラックスし、トリートメントで力みが取れた。
2022年7月
リフレをうけ始めた当初、痰を吐き出せず苦しそうにしていた利用者様は、最近は自力で痰を吐き出せるようになった。トリートメント中に痰が出せてスッキリした表情になった。
2022年6月
歩行練習を始めた利用者様は少しの間に足が大きくなって、これまでふにゃふにゃしていた下腿に筋肉の手応えがあった。土踏まずやふくらはぎにコリがあった。服の上から背中に触れさせていただくと脊柱起立筋に硬さがあった。丁寧にトリートメントした。
2022年5月
気温が高い日が多くなり、身体に熱がこもりやすい利用者様が増えた。トリートメントをすると火照っていた足が冷めて、表情もスッキリしたご様子だった。
2022年4月
新年度で職員の移動が多かったため、新しい担当の方と丁寧に情報交換を行いながら対応した。寒暖差が激しいこともあってか足先の冷えや血色の悪さが見られた利用者様は、トリートメントで軽減した。
2022年3月
布団の上で、側臥位で休んでいた利用者様は、丸めたタオルを膝下などに入れて安定させてからトリートメントを行った。むくみが軽減しリラックスしていた。施術後には自力で痰を出していた。
2022年2月
便秘になりがちな利用者様が複数人いたが、トリートメント後には排便があるとのご報告が続いた。足底が硬く張っている利用者様がほとんどで、少しの圧でも拒否感があるが、回数を重ねてトリートメントを行ってきたところ、徐々に硬さが軽減してきた。
2022年1月
普段から身体を緊張させている利用者様は、トリートメントを開始すると力みが軽減するようになってきた。足部の冷えと硬さが顕著なので掌で包み込むように温めながらトリートメントすると軽減した。
2021年12月
普段から身体を緊張させている利用者様は、気温が低くなり更に冷えと硬さが見られた。特に足底が硬く優しく触れても痛みを訴えたので、掌で温めたり極弱く軽擦したりして血行促進するように行ったところ、徐々に温かくなり軽い圧では痛みを感じなくなった。
2021年11月
気温が低くなり寒い日が続いたこともあってか、足がかなり冷たく血色が悪い利用者様はが多かった。トリートメントを行うと血色が良くなりやや温かくなるものの直ぐに冷えてしまう傾向であった。初めての利用者様は、仰臥位になると膝を曲げる体制をとることが多いとのことだった。始めは足を触れられることに敏感に反応したがエフルラージュを行うと徐々にリラックスして笑顔になり嬉しそうにして、膝を伸ばした時間が増えた。
2021年10月
2021年8月
2021年7月
トリートメントにより排便が促進された利用者様が増え、保護者の方達からも期待の声が増えた。食事や運動での便秘対策ができない利用者様でも、トリートメントが排便促進のサポートに繋がっていると考えられた。
2021年6月
いつもは車椅子でトリートメントしている利用者様は、施術前に施設ベッドで腹臥位で眠ってしまっていたため、そのままの体勢でトリートメント行った。職員から「日頃から便秘がちだがトリートメント後には大量に排便があった。」との報告があった。
2021年5月
しばらくてんかん発作が起きなかった利用者様は、久しぶりに学校で発作が起こったとのご報告があった。トリートメント中も職員と共に注意を払い様子を伺いながら行った。足首や足趾に力みがあり冷えていたので温めるように丁寧にトリートメントしたところ、力みが軽減した。アトピー性皮膚炎の症状が出ていた利用者様は、トリートメント後には軽減しているとのご報告を受けた。
2021年4月
2021年3月
2021年2月
2021年1月
2020年12月
この地域では新型コロナウイルス感染者があまり増えていないが、県内では増えているため、これまでの体温測定やマスク着用、手洗い等の予防と体調管理に加えて、施設での着用を専用としたスクラブを準備し着替えトリートメントすることにした。
五年前からトリートメントさせていただいている利用者様は、寒くなるとシモヤケが見られていたが、昨年ごろから軽減していて、今年も今月までにまだ見られていなかった。血色の悪さもかなり改善されていた。
先月からトリートメントを始めた車椅子の利用者様は、足がとても冷たくこわばっていたがトリートメントで軽減した。リハビリで歩行訓練もしているが、冷えや硬さが軽減すればリハビリのサポートになるだろうかと思った。
2020年11月
2020年10月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除になり、茨城県の指標のもと施設からご依頼があり今月から活動再開した。
今年度から木曜日の活動になった。
体温や酸素の測定、マスク着用と消毒持参など注意を払って訪問に当たった。
施設も換気や消毒設置など様々な感染予防の工夫がされていた。
咳と痰の症状がある利用者様がいた。
日ごろから指をくわえる癖があることからウィルスや菌が体の中に入りやすいと思われた。
足が冷えていて弾力性が低く力みあった。
リンパの流れが悪いようにも感じた。
トリートメントで暖かさと柔軟性がでて力みや緊張も取れた。
新規で2名の小学生もトリートメントした。
こわばりが強く関節が固い方、股関節が弱いことと熱がこもりやすく体調体温調節が苦手な方だった。
ある程度の期間が必要になるかも知れないが、身体に負担をかけないように丁寧なトリートメントを心がけ、体質の変化のサポートをしたいと思った。