活動の概要
放課後等デイサービスくじらがおかの中で報告していたが、2020年度からそれぞれに分けて報告するようにした。
障害が一様ではなく、未成年者(小学生)でもあるので、精油の選定や濃度にも注意をし、施術もそれぞれに合うリラクゼーションを心掛けている。
施術内容や部位や体調など、話し合いまたは書面で、ご家族、ご本人、施設職員に確認の上で決定している。
月次報告
2024年12月
空気が乾燥してきたこともあり、皮膚乾燥が見られる利用者様が多かった。トリートメント
を行うと皮膚に潤いが出た。
2024年11月
笑顔で穏やかだが疲れがある様子の利用者様が多く、香りとトリートメントでリラックスし安心感があるのか、自分のトリートメントが終わっても近くから離れない利用者様も多かった。
2024年10月
日頃から飛び跳ねることが多い利用者様は、ご家族から「よく足が攣る」と聞いているとのことだった。硬くに張っていた下腿がトリートメントを行うとが柔らかくなった。後半は風邪気味でお休みの利用者様が多かった。
2024年9月
夏休み中はご利用されていなかった利用者様は、トリートメントを行うのは久しぶりだった。体つきが少し大きくなっていた。ふくらはぎがかなりに張っていたが、トリートメントで軽減した。
新学期になってからも三連休が続いたこともあったり、気温差があったりした影響か、後半は疲れている利用者様が多かった。トリートメントを受けるとリラックスして入眠する方が多かった。
2024年8月
手足が冷たく汗ばんでいた利用者様は、トリートメントを行うと温かさが出て汗が軽減した。夏休みに入ったばかりの頃は落ち着きがなく、トリートメントも直ぐに飽きてしまっていた利用者様が多かったが、後半は落ち着いてリラックスしていた。
2024年7月
尖足の利用者様は、土踏まずがジャリジャリしておりむくんでいた。丁寧にトリートメントを行うとジャリジャリは解消しむくみも軽減した。
2024年6月
久しぶりにお会いした利用者様は、リフレの時間を楽しみに待っていたとのことだった。始めはテンションが高めだったがトリートメントを進めると落ち着き、冷たかった足先が温かくなり血色もよくなった。
2024年5月
下腿が硬く張りやすい利用者様は、トリートメントで軽減すると身体の力みも軽減し穏や
かになった。尖足の利用者様は、身体の成長に伴って負担が増してか小趾付け根の皮膚が
硬くなってきた。丁寧にトリートメントした。
2024年4月
新学期で環境に変化があったが、全体的に落ち着いていて穏やかな利用者様が多かった。下腿が硬く張っていた利用者様には、下腿のトリートメント配分を多めにして行ったところ全身の力みも軽減した。
2024年3月
皮膚が乾燥して硬くなっていた利用者様はトリートメントを続けていると、乾燥や皮膚の
硬さが軽減してきており肌トラブルも見られなくなってきた。
2024年2月
このところ落ち着きがないとの利用者様は、イライラすると激しく地面を踏み足底の皮膚
が硬くなっていた。トリートメントを行うと皮膚がやや柔らかくなった。翌週以降は足底
の皮膚の硬さはみられなかった。
2024年1月
年末にインフルエンザに罹患したとの利用者様は、体調は回復したものの足がとても冷えていた。トリートメントを行ってやや軽減したが温かくはならなかった。翌週も足の冷えがあったが、トリートメントを行うと温かくなった。
2023年12月
初旬はインフルエンザに罹患した利用者様が複数で、お休みの日があった。咳がなかなか抜けないとの利用者様はトリートメント開始すると咳が止まった。とても冷たかった足底がトリートメントで暖かくなった。
2023年11月
朝夕の気温が下がってきたためか、鼻水の症状がある利用者様が多かった。足が冷たくなっていた利用者様が多く、トリートメント後には冷たさは軽減した。
2023年10月
感受性が周りの変化で不安がり号泣してしまう利用者様は、トリートメント後にはその後
の活動でも精神が安定するとのことで、帰宅後でも穏やかに機嫌が良く過ごしているとの
ご報告があった。
2023年9月
警戒しておどおどしていた利用者様が回を重ねるごとに楽しみにしていている様子が見ら
れるようになった。始めはニコニコとしながらも短時間で動いてしまう繰り返しだったが、終盤にはベッドに横たわってトリートメントを受けるようになってきた。冷たく汗ばんでいた手足が温かくなった。
2023年8月
はじめての利用者様は常に動きまわり、こちらに興味を示すつつも警戒心が強かった。常
にトリートメントを受けている他の利用者様達と握手をしたりする様子を見せると、近寄
ってきて握手を求めてきた。それをきっかけに手や足を触れることを受け入れるようになり短時間だがトリートメントが行えた。手足はとても冷たく汗ばんでいた。トリートメン
トで軽減した。
2023年7月
落ち着きがなかったり、音に敏感に反応する利用者様が多いが、トリートメントを行うとその日は全体的に落ち着いているとのお話しがあった。
今月は夕方の雷雨が多く、雷音や稲光を怖がってビクビクしていた利用者様、号泣する利用者様、その声に過敏に反応する利用者様がいた。トリートメントを行うと冷静さを取り戻した。
2023年6月
いつも元気に動いていて足も温かい利用者様が、このところ情緒の起伏も激しく、手足が冷たくなっている傾向で体温もいつもよりも低かったとの事だった。トリートメントを行うと足部が力がなく下腿も冷たかった。足底はやや冷や汗を感じた。トリートメントはニコニコと機嫌よく落ち着いて受けていたが、短時間で切り上げたい様子の行動が見られた。
2023年5月
2023年4月
春休みでは、機会が少ない利用者様をトリートメントした。待ち遠しく思ってた様子だっ
たとのことで、久しぶりだったが直ぐにリラックスしてウトウトした。冷たかった足先が
温かくなった。
2023年3月
花粉症で鼻が詰まり寝不足でイライラしている利用者様は、トリートメントを受けている最中は笑顔でゆったりとしていた。
ズボンの裾を捲ることに抵抗感を持っている様子の利用者様は、オイルトリートメントは足部のみ行っていたが、自分から進んで裾をめくるようになった。
2023年2月
情緒が不安定で、他の利用者様の大声にビクビクして怖がっている利用者様がいた。施術前も泣きそうな状態だったが、トリートメントを始めると次第に落ち着き緊張がとれ、笑顔がでるようになり、楽しそうに歌っていた。終了後は落ち着いてパズルをしていた。
2023年1月
冬休みが終わり学校が始まった。生活リズムが戻ったからか、全体的に穏やかに過ごしていた。トリートメントもにこやかでゆったり受ける利用者様が多かった。
2022年12月
多くの利用者様が泣いたり叫んだりしていた日があった。職員に状況を確認すると避難訓
練があり、思い出しては怖がって泣いる利用者様と、その様子に影響を受けてしまってい
る利用者様とのことだった。怖さを思い出し泣いていた利用者様にトリートメントを行う
と徐々に落ち着き笑顔になった。他の利用者様も落ち着き、全体が穏やかになった。
2022年11月
身体が小さく細身の利用者様は、手足が冷たく乾燥も目立ってきた。温めるように意識し
ながらトリートメントすることにより、ブレンドオイルが浸透しやすくなり皮膚がしっと
り潤うようになった。
2022年10月
人との交わりが苦手で大声を出す利用者様は、トリートメントを受けるごとに緊張度が低くなっていた。最近は人と一緒でも、以前より穏やかに過ごせる時間が増えたとのことだった。
2022年9月
新学期になったこともあってか、ほとんどの利用者様が興奮状態で落ち着きがなかった。トリートメントでリラックスし落ち着いた利用者様が多かったが、夏休みのご利用がなかった利用者様は、久しぶりにトリートメントを受ける際に、触れられることに敏感になってくすぐったがっていた。嫌がる様子はなかったため利用者様のペースに合わせて少しずつ行うと、徐々に触れられることに慣れて落ち着いた。
2022年8月
夏休みで、いつもとは違う時間帯(午前中)での活動だった。初めての利用者様は、身体的に不自由はなく施術用ベッドで行う予定だったが、促しても待機用の椅子から動かなかったため、そのまま椅子でトリートメントした。始めは緊張していたが、次第にリラックスした様子だった。2回目は施術用ベッドで行うことができ、トリートメントでむくみが軽減し、表情がとても穏やかになった。施術後は驚くほど尿が出たとのご報告があった。
2022年7月
久しぶりにトリートメントを行った利用者様は、疲れがたまっている様子で情緒も安定していなかったが、トリートメントを行うとリラックスされ、足部の火照りとむくみが軽減した。短時間で飽きてしまう傾向だった低学年の利用者様は、徐々に落ち着いて施術が受けられるようになった。
2022年6月
落ち着かず大声を出す利用者様が多く、その声や様子に怯えている利用者様をトリートメントしたところ、怯えている時には足全体に力みがあったが徐々に緊張が軽減して表情もリラックスし血行も良くなった。お一人あたりの施術は短時間だが、自分だけの大切な時間となり穏やかなトリートメントを受けることで安心感を持っていただけていると推測した。
2022年5月
利用者様がとても楽しみにお待ちくださって、自分の順番の前から率先して準備を始めていた利用者様が多数いらっしゃった。また、初めての利用者様が3名いたが、日頃から他の利用者様が受けている様子を興味深く見ていたこともあって、直ぐに受け入れリラックスしていた。
2022年4月
新学期になり、環境等の変化に順応が追い付かないご様子で落ち着かない利用者様が多かったが、トリートメントを受け慣れている利用者様は、順番になると自分から準備を始め、トリートメントを受けると次第に落ち着いて緊張も見られなくなった。
2022年3月
トリートメントが初めての利用者様は、見学した時からとても楽しみにして下さっていた。むくみとほてりが顕著だったがトリートメントでかなり軽減した。始終リラックスしており、次回も楽しみとのことだった。
2022年2月
分散登校で日常の生活リズムではないことにストレスを感じて、激しく泣き叫んで興奮している利用者様が多数いた。トリートメントの準備に入ると利用者様も自ら準備を始め、トリートメントを始めると次第に落ち着いて穏やかになり笑顔になった。トリートメントを受けた利用者様が皆さん落ち着き、室内が静かになり、他の利用者様や職員の方もリラックスしたご様子だった。
2022年1月
しもやけになっていた利用者様は、例年より寒いこともあってか、軽減がみられた時もあったものの改善には至らなかった。
2021年12月
身体が小さく趾も細い利用者様は、夏でも乾燥しており趾がカサカサしていて血行が良くないと思われていたが、このところの急激な寒さがあってかしもやけになっていた。かゆみや痛みがあるとのとで慎重に血行促進を意識してトリートメントした。足尖の利用者様は、回を追うごとに施術できる時間が増えてきた。服の上から脚部や臀部を行うと外側に張りがあったので丁寧にほぐした。施術後には緩めの排便があったとのことだった。
2021年11月
初めての利用者様は低学年で、足尖で医師からはトリートメントを受けることを勧められているとのことだった。周りの様子に好奇心が多く、爪先立ちで直ぐに駆け回ってしまう傾向で落ち着いて座っていることができず、初回は短時間ながらもトリートメントだったが、施術直後は足底をついて立つことができた。二回目以降は足首周囲を丁寧にトリートメント、服の上から下腿や大腿部も施術を行った。気持ちよさそうに受けていた。
2021年10月
緊急事態宣言が解除になり活動も再開、感染予防対策をして行った。約1カ月半ぶりであったが、これまでに長期でトリートメントを受けて頂けていたこともあってか、それぞれの利用者様の初期のような状態にはなっていなかった。最近、首振り(職員からチックと思われるとのお話し)がある利用者様は、身体に触れられること自体に抵抗を持っているとのことだったが、直ぐに受け入れて下さったので本人が嫌がらない部位から触れていき首周囲を慎重に丁寧に触れさせていただいた。後日、次第に首振りが減少してきたとのご報告があり、3回目には首振りはほぼみられなくなった。
2021年8月
施術が初めての利用者様が2名いた。どちらの利用者様も興味は示していながらも始めは不安そうにしていた。慎重に丁寧にトリートメントを開始すると「気持ち良い」との言葉と共に身体の緊張も取れリラックスした。受け入れて下さったことでトリートメントが行え、硬く張っていた下腿や足先の冷えが軽減した。職員から「また受けることを楽しみにしている様子」とのご報告があった。
緊急事態宣言により8月20日以降はお休みとなった。
2021年7月
情緒が不安定な利用者様は、施術前の時間には興奮して大声をあげて泣いたりしてしたが、施術の順番になると職員に付き添われながら施術ベッドに上ると自分で進んで準備をした。トリートメントが始まると徐々に落ち着き、おとなしく気持ちよさそうにリラックスして受けていた。トリートメントが進むと熱がこもっていた足裏は冷めて、冷えていた下腿は温まり皮膚の緊張がとれた。
2021年6月
ベッドに上がると手足を動かしがちな利用者様は、トリートメント中でも施術していない側の足を上げて踊ったり遊んだりしてしまったので、両足同時にトリートメントを行ったところ、触れられている安心感からか落ち着いて受けて下さった。中断せずにトリートメントができて血色が良くなり皮膚も潤った。
2021年5月
情緒が安定しておらず、ベッドの上でも手足を動かして踊る利用者様や、大声を出すなどの利用者様もいらっしゃったが、トリートメントを始めると落ち着いた。皮膚が緊張していて硬さがあったが柔らかくなった。
2021年4月
2021年3月
2021年2月
2021年1月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年9月
先月からトリートメント体位を変更した利用者様は、ベッド臥床すると体動活発になり落ち着かず、普通の椅子に変更してトリートメントを行った。徐々に体動落ち着き、嫌がっていた足底もリラックスしてトリートメントを受けることができていた。別の日では壁を背にしてベッドに座ると落ち着きリラックスしてトリートメントを受けていた。上体を起こしてクッションなどで支え寄りかかることが安定のカギになるだろうかと考えられた。冷えや皮膚の乾燥がある利用者様は、トリートメントで軽減した。トリートメント途中で飽きてしまう事が多かった。
2020年8月
先月まで子供用イスに腰かけていただいてトリートメントを行っていたご利用様は、職員の付き添いのもと初めてベッドでトリートメントを行った。予想通り仰臥位になると足を激しくバタバタしだして落ち着かなかった。上体を少し起こし大きいクッションを当て頭部や頸肩を安定させると今までにないほどリラックスした。普段は長く触れるのは嫌がっていた足趾や足底も気持ちよさそうにリラックスして受けていた。トリートメント中は呼吸も深く落ち着いていた。
新しいご利用者様のリフレを行った。初めての体験だったようだが「気持ち良い」と何度も言ってリラックスしていた。
2020年7月
自粛期間の休校が明けてから、甘えたくて情緒が安定していないようになっていた利用者様は、トリートメント中も落ち着かず声を張り上げることがあったが、回を重ねるごとに落ち着いてトリートメントを受けるようになった。
装具を付けている方は先月より足がしっかりしてきていた。この利用者様を初めてトリートメントしたのが小学校2年生の時で、当初ベッドやマットに寝ると直ぐに暴れてしまい椅子に座っても落ち着かなかったが、プラスチックでできた子供用イスだと落ち着いて座ることができた。倒れないようにバランスを取る意識が働くためではないかと職員の方からのアドバイス通りだった。
以後子供用イスでトリートメントしていたが、小学校6年生になった現在では、身体が成長して来て子供用イスに腰掛けるには不安定になってきてしまった。
当初は歩けなかったが、装具を付けての歩行練習も進み脚もしっかりしてきて脚力も強くなってきていたため、動き出してしまうとイスが壊れてしまいそうな感じがしてきた。成長に合わせて工夫をしていく必要があると思った。来月から違う方法を試みたい。
2020年6月
この事業所は今までの報告は「放課後等デイサービスくじらがおか」で行っていたが、新学期からご利用者様が進級移動で入れ替わったため、分けて報告することにした。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除になり、茨城県の指標のもと施設からご依頼があり今月から活動再開した。
体温や酸素の測定、マスク着用と消毒持参など注意を払って訪問に当たった。
施設も換気や消毒設置など様々な感染予防の工夫がされていた。
発達障害のある利用者様は長期の休みで太ってしまっていた。
足は火照りむくみもあったがトリートメントで軽減した。
日頃装具を付けて歩行練習をしていた利用者様は、自粛で家にいる間は装具をつけなかったため登校開始で久しぶりに装具をつけたことで当たったところの皮がめくれていた。
学校が長い期間休みで家の中にいる時間が長かったためか足が細くなっていた。
これから動くことが増えると思われ、トリートメントを通して疲労や血行の様子なども見ていきたいと思った。