活動の概要
医療ケアを必要とする重度心身障害児(未就学児)を対象としたデイサービスで、利用者様のほとんどが自力で動く事が少なかったり、歩行困難である。そのため、足の冷えやむくみの軽減、リラックスが大きな目的である。
未就学児であり症状も多様であるため、使用する精油や濃度に注意しながらトリートメントを慎重に行うようにし、2021年1月より活動開始となった。
主にアロマオイルを用いたリフレクソロジー
ハンドトリートメント
主に足部、下腿、状態に応じて手、腕など
月次報告
2023年8月
2023年7月
2023年6月
2023年5月
2023年4月
暖かくなってきたこともあり、足部の冷えは軽減していた。下腿の皮膚色が悪い利用者様は、エフルラージュ施行後すぐ皮膚色が改善された。
2023年3月
2023年2月
自分で体を全く動かすことができない利用者様は、常に四肢は冷え、体全体は硬さがみられていた。入浴後にトリートメントを施行すると、開始時から冷えは軽減していた。足部は温まるのが早く、下肢の力も抜けとてもリラックスされていた。声かけに対して反応も良く、声を出して笑ってくれていた。
2023年1月
久しぶりにお会いした利用者様は、身長が伸び、笑顔が見られるようになっていた。トリートメント開始前は四肢の動きは活発にみられていた。トリートメントを開始後は体動も落ち着き、機嫌良く余計な力が抜けリラックスされていた。
2022年12月
急に寒くなり、膝から足趾まではとても冷えている利用者様が多かった。ふくらはぎや足趾の硬さがみられたが、トリートメント開始後すぐに皮膚色は良くなり、硬さや冷えは和らいだ。
トリートメント中から穏やかになったり、機嫌が良くなったりしていた。
2022年11月
足が冷えている利用者様が多かった。トリートメント開始後すぐに皮膚色は良くなり、冷えは軽減した。
大きな声を出してテンションが高かった利用者様は、トリートメント開始すると、徐々に穏やかになりリラックスされていた。
2022年10月
気温が下がり寒くなってきた為、足が冷えて下腿が硬くなっている利用者様が増えた。トリートメント施行すると冷えは軽減し、皮膚色がトリートメント開始前より良くなり、皮膚は柔軟さが出た。
トリートメントを開始すると、穏やかになったり、体動も落ち着き、リラックスされる利用者様が多かった。
2022年9月
人工呼吸器装着中でけいれん発作が頻繁にある利用者様は、トリートメント中けいれん発作はみられなかった。トリートメント開始前の心拍は80~90台だったが、終了後には心拍60~70台となり、筋緊張なくリラックスしていた。
2022年8月
クーラーの使用で足の冷えはみられていたが、トリートメントで冷えの改善が早くなっていた。徐々に呼吸が穏やかになったり、体の緊張が取れ、リラックスしていた。
2022年7月
足が冷えている方もみられていたが、足が火照っている利用者様も増えた。トリートメントするとすぐに足は冷めて、笑顔もみられていた。また、心拍が早かった利用者様は、トリートメントすることで心拍が落ち着いた。
2022年6月
気温の高い日が続き、クーラーを使用するようになったことで、足が冷えていたり、疲れ気味の利用者様が多かった。トリートメント施行後はリラックスされ、冷えも軽減し、体動が活発になった利用者様もみられた。
2022年5月
2022年4月
初めて施術を行う利用者様は、足部に触れられるのを嫌がるとのことだった。入浴後に表情や行動を観察しながら包み込むように施術した。初めは足底に触れると嫌がり、身体の力が入っていたが、徐々に力が抜けてリラックスされていた。足部は温まり、痰が出やすくなっていた。
2022年3月
歩行が困難な利用者様の多くは、常に下腿から足部にかけて冷えていた。足趾のトリートメントを長めに行い、足部は温かくなったが、すぐ冷えてしまった。
足部が火照っていた利用者様は、トリートメント中に火照りが軽減し、途中から余計な力が抜け、リラックスして入眠していた。
2022年2月
今月は足浴後や入浴後にトリートメントを施行することが多かった。トリートメント後も足の温かさが持続されていて、両手の温かさもみれれた。また、大声を出す利用者様はトリートメント中、声を上げることなくリラックスされていた。
2022年1月
歩行困難な利用者様の多くは、足の冷えや皮膚の硬さがみられた。トリートメント施行すると短時間で冷えや硬さが軽減した。トリートメント中はとても表情が穏やかで落ち着いて受けられていた。
2021年12月
寒くなってきたことで、足の冷えや乾燥が目立つ利用者様が多かった。オイリングと下肢全体の血行を促すようにトリートメントを施行し、冷えや乾燥は軽減した。
自傷行為のある利用者様は、トリートメント開始前の靴下を脱ぐことを嫌がっていたが、最近は嫌がらなくなりリラックスして受けられていた。
2021年11月
寒くなりレッグウォーマーなどを使用し保温しているが、足が冷えている利用者様は多かった。トリートメント施行すると冷えは軽減した。また、皮膚に硬さがある方は、トリートメントを行うと皮膚は柔軟さが出てとてもリラックスしていた。
2021年10月
気温が下がり寒くなってきた為、足が冷えている利用者様が多かった。トリートメント施行すると徐々に冷えは軽減した。自傷行為のある利用者様は、トリートメント開始前に靴下を脱ぐことを毎回嫌がる様子があるが、トリートメント中は自傷行為もなく、とても気持ちよさそうに落ち着いて受けられていた。
2021年9月
人工呼吸器装着中で痙攣が頻回にみられている利用者様は、筋緊張が多くみられていた。入浴後だったこともあり、身体が温まり筋緊張が軽減されていた。トリートメント施行中は、痙攣も筋緊張もなくぐっすり入眠されていた。
2021年8月
冷房により足が冷えている利用者様が多くみられ、トリートメント施行後、足の冷えは軽減し、気持ちよさそうにリラックスされていた。
また、自分を叩いたりする自傷行為のある利用者様は、トリートメントが始まると徐々に落ち着き、自傷行為もなくトリートメントを受けられていた。
2021年7月
トリートメントを開始したばかりの利用者様は、心臓疾患もある為、下肢の血色が悪く冷えていた。嫌がることなく落ち着いてトリーメントを受けていて、一時的ではあるが血色が和らいだ。
初めての利用者様は、足部に熱がこもっていてむくみもみられた。トリートメントでむくみはあまり変化はみられなかったが、こもった熱は冷め、とても気持ちよさそうにリラックスしていた。
2021年6月
梅雨に入り気圧の変化で多くの利用者様は体調を崩しやすいとの情報があったが、大きく体調を崩す利用者様はいなかった。
人工呼吸器装着中で経口摂取困難な利用者様は、表情筋を動かす事がほとんどできない為、頬はとても硬かった。
その為、顔のトリートメント開始し、現在は頬の硬さは和らぎ柔らかくなった。今後も経過をみながらトリートメントを継続していく。
2021年5月
外気温が高くなってきているため、足の冷えが和らいでいる方が多かった。足趾に触れることを嫌がっていた利用者様は、施術の回数を重ねることで足趾をトリートメントすることを嫌がらなくなってきた。また、臥床すると大声を出す利用者様は、トリートメントを実施している間、身体の力が抜け大声を出すことなくリラックスして受けられていた。
2021年4月
入浴後にトリートメントを施行する機会があった。
入浴後足部は温かさがあったが、下腿は少し冷えていた。トリートメント後、徐々に下腿は温かくなっていった。他の利用者様は、トリートメント中から入眠したり、筋緊張もなくリラックスして受けられていた。
2021年3月
冷えやむくみがある利用者様はトリートメントで軽減した。
テンションが高く大声を出す利用者様は、トリートメント中から状態が落ち着きリラックスして受けられていた。また、声かけしても反応がほとんどない利用者様はトリートメント後には表情が出て、歌を歌ったりされていた。
2021年3月
冷えやむくみがある利用者様はトリートメントで軽減した。
テンションが高く大声を出す利用者様は、トリートメント中から状態が落ち着きリラックスして受けられていた。また、声かけしても反応がほとんどない利用者様はトリートメント後には表情が出て、歌を歌ったりされていた。
2021年2月
筋肉の硬さがみられていた利用者様は回数を重なる毎に柔軟性が出た。冷えやむくみがある利用者様はトリートメント後冷えやむくみは軽減し、機嫌よくなったり、顔がスッキリしたり、リラックスした様子がみられた。
2021年1月
アレルギーのある利用者様は、病院にてアレルギー検査で確認をし許可をいただいてからオイルを使用した。足がとても冷えており、むくみもみられていた。
初回のため、状態を確認しながら短時間でのトリートメントだったが、冷えやむくみはすぐに軽減傾向になった。