活動の概要
居室において、ベットまたは車いすにて、トリートメントを行っている。ほとんどの利用者様が車いすで生活をされていたり、歩行数が極端に少なく、足を動かす機会が少ないために、足のむくみや冷え等の悩みを抱えており、また、ご家族の希望もあり、これらを改善することを主な目的に行っている。
トリートメントを行うことにより、足のむくみがすっきりし、血流が滞り紫になっていた足が本来の色に戻る等、変化があらわれると施術者もうれしく思い、少しでも長く続けていきたいと思う瞬間でもある。コミュニケーションをとることが難しい利用者様も、手を当てることでリラックスできる充実した時間を持っていただけるよう心がけている。
キャリアオイルを用いたリフレクソロジー
(仰臥位・側臥位・座位)
足部 下腿 手部 上腕
月次報告
2022年2月
2022年1月
感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着して行った。
感染防止のために施設内での移動までも制限されるなど、活動量が減り不安を感じている利用者さんもおられる。代謝が落ちると血行も悪くなるので、足指に時間をかけ手をあてていった。
1月の後半になり、感染が急速な拡大傾向に転じたため、再び活動は休止となった。
2021年12月
感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着して行った。
施設内の至る所にクリスマスの装飾がされていて、装飾の中には、利用者さん手作りのものもたくさんあり、楽しい雰囲気が醸し出されていた。
これからの季節は特に、冷えやそこからくるむくみ等が顕著になる。殆ど足を動かすことのない方は、驚くほど冷たくなっているため、趾間や骨間をゆっくり動かしたり、根気よく手をあてて血行を促進していきたい。
2021年11月
感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着して行った。施設の中も少しずつ日常が戻ってきているようだ。
季節が移り変わり、気温や湿度が下がると、高齢者の場合は特に皮膚の乾燥が顕著になるが、ご自身で保湿ケアをすることは難しい場合が多い。皮膚のバリア機能の低下や掻きむしった傷、指や靴に押されてできた傷など、感染リスクも高くなっている。その様なことにも目を向けながら、手をあてていきたいと思う。
2021年10月
緊急事態宣言が解除され、活動が再開された。引き続き、感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後マスク、フェイスガードを装着して行った。
皆さん表情も穏やかで、お元気そうに過ごされていた。まだまだ、たくさんの制限がある中、少しずつでも以前のような日常が戻るように、活動していきたいと思った。
今日行った中の3名の方は、自分で足を動かすことができないため、ベッドの角度やクッション等で工夫されているが、冷えは強く、むくみもみられた。自立されている3名の方は、施術することにより、改善することができた。
2021年7月
2021年6月
引き続き、感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着し行った。
入所者さんのワクチン接種が始まり、少しずつではあるが緊張感が強いられる状況が緩和されてきたように感じる。私が担当させていただいている方は変わりなく穏やかに過ごされているが、自身の足を動かし歩行することができないことは、下腿の血行を著しく低下させており、施術後は血色がよくなり、オイルにより肌の乾燥状態も改善された。
2021年5月
引き続き、感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着し行った。
感染対策のため施術を行える方の人数は限られているが、施術できる方には良い効果が出るように、こんな時期だからこそ免疫力がアップするように、リラックスできる時間を持っていただきたいと感じている。
高齢者に向けてのワクチン接種が始まり、緊張感が強いられる状況が少しでも緩和されていくことを願い、この時期を乗り切っていきたい。
2021年4月
緊急事態宣言が発令され、再び緊張感の中、感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着し行った。
感染対策のため、施術を行える方の人数が限られているため、必然的に施術間隔も長くなってしまうため、冷えやむくみの症状は悪化している方が多かった。トリートメントを拒否される方がいらっしゃって、精神的にも不安定になっている人が多いとのことだった。少しでもリラックスする時間を持ち、この時期を乗り切れるよう続けていきたい。
2021年3月
一年ぶりに活動が再開された。新型コロナウィルスの感染拡大防止の対策に注意を払いながら、検温を行った後、マスク、フェイスガードを装着し行った。
一年という期間が経過し、状態がよくなられた方もいらしたが、血色が悪かったり、慢性色素紫斑が下肢全体に広がってしまった方もいらした。
今後また、定期的なトリートメントで、少しでも状態が回復されるよう行っていきたい。
2020年12月
2020年11月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、11月は活動を行わなかった。
2020年10月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、10月は活動を行わなかった。
2020年9月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、9月は活動を行わなかった。
2020年8月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、8月は活動を行わなかった。
2020年7月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、7月は活動を行わなかった。
2020年6月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは休止となっており、6月も引き続き活動を行わなかった。
2020年5月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、5月も引き続き活動を行わなかった。
2020年4月
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、外部アクティビティは引き続き休止となっており、4月は活動を行わなかった。
2020年3月
高齢者施設等における新型コロナウイルス感染症への対応については、厚生労働省医政局等より指導があったり、社会福祉施設等の職員が新型コロナウイルスに感染する事例が報告されていることもあり、施設においての感染拡大の防止を図る観点から、様々な取り組みがされている。
その一環として、外部アクティビティは引き続き休止となっており、施設への訪問を自粛している状況は続いている。
継続して行っていることを、中断することは心配でもあり、利用者様のメンタルな部分においても気になるところである。
このような状況が少しでも早く収束に向かうことを願うところである。
2020年2月
今月、居室で一人で移動している時に転倒してしまった方が二人いらっしゃり、お二人とも骨折等は無かったが、手をつくことができず、顔面が内出血し、痛々しい状態になっていた。
趾を動かすことが少ない高齢者は、とっさのときにバランスを失いやすく、転倒してしまうリスクが大きい。
指回しや足首回しなどにも時間をかけてしっかり行っていきたい。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月24日より外部アクティビティが当面の間、休止になった。
継続して利用いただいている利用者さんの施術を中断することにはとても不安が残るが、少しでも早く、この状況が改善する日を待ち、待機したい。
2020年1月
年を重ねるにつれ、また病気になったりすると、自分ひとりでできないことが増え、他人に依存することを余儀なくされる。
そのため抑うつと不安は多くの高齢者が抱えている。
施設では一見たくさんの人に囲まれているが、施設のスタッフと一対一で向き合う時間はとても少ない。
私たちは30分間から60分間、利用者様としっかり向き合うことができるので、単なるトリートメントだけではなく、心の通ったケアをいつも心がけていきたい。
2019年12月
冬の寒い季節になり、厚手の靴下や、ズボンの下に防寒用の下着を着用するなど、衣服に変化がみられた。
外から温める効果は期待できるが、皮膚(特に下腿、足首)の締め付けによる、血流の滞りやむくみが顕著にみられた。
トリートメントにより緩和効果はみられるが、日常生活の中で、血流が滞らない予防を行うこともとても大切であると感じた。
2019年11月
季節が一気に進み、秋本番になった。ある利用者様は、ここ何回かは、体調が良くない様で、いつも居室のベットでお休みになっていたが、以前の様にリビングで待っていてくださることが多くなった。
夏の厳しい季節は、やはり高齢者のお体には負担が大きいようで、過ごしやすい季節になり、施設の皆様に笑顔が多くみられるようになった。
2019年10月
暦の上では夏も終わった時期だが、台風が上陸したり、大雨が降ったりと、不安定な天気が続いた。
体温の調節が追い付かない方や、気圧の関係で体調がすぐれない方も多く、トリートメントの時間はゆっくりとお休みになる方が多かった。
2019年9月
前夜に台風の上陸があり、かなり暴風雨のため、眠れなかった方が多い様だった。
施術に入ると、うとうととお休みになる方が多くいらっしゃった。
また、本日は予想最高気温が36度ということもあり、熱中症予防のため、居室の空調が低めに設定されていた様で、特に足の冷えなどに影響がみられたが、トリートメント後は、血行も促進され、温かさが戻った。
2019年8月
女性の利用者さんで、ここ数日、体調が思わしくなく、寝たきりの方は、眉間にしわを寄せながら、難しい表情をされていたが、トリートメントの途中から表情が穏やかになり、寝息が聞かれるようになった。
冷えやむくみを訴えられている利用者様は、施術後はほとんどの方のむくみが解消し、足がほっそりとなった。
手の拘縮が強い利用者様は、ハンドトリートメントを行なうと、手部だけでなく、表情も穏やかになった。
2019年7月
足のむくみを訴えられている利用者様が多く、そのような方は同時に強い冷えもあり、足底のリフレクソロジーと、下腿のリンパをゆっくりと流すトリートメントを行った。
施術後はほとんどの方のむくみが解消し、足がほっそりとなった。
手の拘縮が強い利用者様は、ハンドトリートメントを行った。
固く握りしめていた手部も、施術後は握手ができる程度に指先が緩んだ。