茨城県日立市

多機能型生活支援センターうみがめ(成人身体障害者通所施設)

活動の概要

長年トリートメントでお伺いしている常陸太田市の障害者施設を運営している会社が、日立市に新設した支援センターで、同じ日立市の多機能型生活支援センターうみうから移動した利用者様の他、新規の利用者様もトリートメントを行うようになった。
重度の障害を持った方対象で、主に脳性麻痺などで身体障害がある方を行っている。冷えやむくみの軽減、心身のリラックスが大きな目的である。
力加減、時間配分の調節、動きが激しい人でも強引に抑えないなどに注意している。
施術内容や部位や体調など、話し合いまたは書面で、ご家族、ご本人、施設職員に確認の上で決定している。

セラピスト
活動日数
月4回(毎週水曜日)
施術人数
延べ12人
総施術人数
のべ89人(※2019年7月以降の実績)
活動時間
13時30分~14時30分(1人当たり20分程度)
活動内容

主にアロマオイルを用いたリフレクソロジー(座位)

施術部位

基本は足部、下腿。相談に応じて手、腕、頭部など。

月次報告

2023年2月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
15人 (男性4人・女性11人)
活動内容

始めは落ち着いてトリートメントを受けていたが、後半時計を気にし出し、トリートメント終わりに近づくと、急に大声を出して立ち上がって部屋を出て行った日があった。いつもトリートメントを楽しみにして自ら準備している利用者様だが、職員がご家族に確認すると、安定剤が切れていて落ち着かない状態だったとのご報告だった。翌週からは始終穏やかにニコニコしてトリートメントを受けていた。安定剤は必要だが、トリートメントを受けるようになってからは、日頃も穏やかな様子が増えているとのことだった。

2023年1月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
14人 (男性3人・女性11人)
活動内容

車椅子の座面に胡座のように足を乗せていることが多い利用者様は、足を下ろすと頻繁に
動かして落ち着きがない傾向だった。クッションとタオルを使って脚を安定させると落ち
着いてトリートメントを受け、リラックスしウトウトした。

2022年12月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
15人 (男性4人・女性11人)
活動内容

先月からトリートメントを始めた利用者様は、まだ遠慮がちなところがあった。ご自身の
言葉で表現できる利用者様なので、そのことも配慮しつつ、ご自身の感想を聞きながら、
ご希望に沿ったトリートメントを行うえるようになっていきたいと思った。

2022年11月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
13人 (男性2人・女性11人)
活動内容

トリートメントが初めての利用者様がいた。リクライニングできるタイプの電動車椅子ご使用で安定できる体勢で行った。他の利用者様が受けている様子を見学していたこともあってか始めからリラックスしていた。手足や首などがわずかに動かせるが、左足に比べ右
膝が硬くて右足の動きが鈍かった。負担を掛けないように張っているところを探りながら
丁寧にトリートメントした。

2022年10月

セラピスト
活動日数
3日
施術人数
9人 (男性9人・女性0人)
活動内容

むくみが顕著な利用者様は、よく歩くとのことで足の疲れも溜まっている様子だった。トリートメントでむくみが軽減し血色も良くなって元気が出たご様子だった。

 

2022年9月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
13人 (男性0人・女性13人)
活動内容

まだトリートメントを受け慣れていなかった利用者様は、トリートメント自体は嫌がらないながらも直ぐに飽きてしまっていたが、回を追う毎に落ち着いて受けられる時間が長くなり、ご本人も成功体験と捉え喜んでいた。ある程度の時間を受けられるようになると、よりトリートメントの効果も期待できると思うので、丁寧に寄り添いながら取り組みたい。

2022年8月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
10人 (男性0人・女性10人)
活動内容

新設の事業所で、今月から利用者様へのトリートメント活動を開始した。他の事業所(多機能型生活支援センターうみう)から移り、引き続きトリートメントを行った利用者様は、環境が変わって緊張がある様子だった。トリートメントでリラックスして入眠した。初めての利用者様は、股関節が弱いとのことなので、トリートメントの影響で負担がかからないように慎重に行った。足部がほてっていたがトリートメントで軽減した。

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