活動の概要
長年トリートメントでお伺いしている常陸太田市の障害者施設を運営している会社が、日立市に新設した支援センターで、同じ日立市の多機能型生活支援センターうみうから移動した利用者様の他、新規の利用者様もトリートメントを行うようになった。
重度の障害を持った方対象で、主に脳性麻痺などで身体障害がある方を行っている。冷えやむくみの軽減、心身のリラックスが大きな目的である。
力加減、時間配分の調節、動きが激しい人でも強引に抑えないなどに注意している。
施術内容や部位や体調など、話し合いまたは書面で、ご家族、ご本人、施設職員に確認の上で決定している。
主にアロマオイルを用いたリフレクソロジー(座位)
基本は足部、下腿。相談に応じて手、腕、頭部など。
月次報告
2024年8月
緊張したり眠くなると身体が強張っていた利用者様は、最近その様子が減っているとのことだった。トリートメントを開始して直ぐにウトウトし、強張ることなく入眠した。
2024年7月
気温が高くなり、エアコンがきいている部屋の中や車の中にいることが多いこともあってか、火照っている部分と冷たくなっている部分が顕著で、むくみもみられる利用者様が多かった。トリートメント行うと軽減した。
2024年6月
脚の感覚がない利用者様は脛にアザがあったので職員に確認してから、その部位に触れず注意しながらトリートメントを行った。むくみと冷えがあったがトリートメントで軽減し、表情が穏やかになった。
2024年5月
湿度が高かったこともあってか、足が火照りむくんでいた利用者様が多かった。トリート
メントを行うと軽減し、スッキリした様子がみられた。
2024年4月
興奮すると大声を出し身体を激しく揺すって落ち着きがない利用者様は、トリートメントの時にも興奮しだす時があったが、トリートメントの速度を変化させると落ち着きウトウトした。
2024年3月
2024年2月
眠くなると身体が突っ張る利用者様は、トリートメント開始時から眠そうにしてあくびが
出ており、次第に顎周りが力みだしてきた。顎首、肩甲骨上、腕をほぐすと力みが取れた
。その後も足指にやや力みが出たもののトリートメントを行うと直ぐにおさまった。
2024年1月
眠くなると身体が突っ張る利用者様は、トリートメントの準備中に眠そうにして足先が突っ張りだしていた。トリートメントを開始するころには足全体が突っ張ってきた。慎重に施術を進めると力みが取れリラックスして入眠した。
2023年12月
眠くなるとこわばりを起こす利用者様はトリートメント開始してからうとうとし出し全身硬直し始めた。トリートメントが進むと徐々に緩み、冷たかった足が温まり出しウトウトしだした。その後も硬直せずリラックスして入眠した。
2023年11月
朝夕の気温が下がってきたからか、鼻水などの症状がある利用者様が多かった。トリートメントを行うと火照っていた足部が適度に冷めてウトウトしていた。
2023年10月
常に大腿部の痛みがあった利用者様は、トリートメントを行う毎に硬かった脚が柔らかくなって痛みを訴えなくなった。
2023年9月
体調不良で1ヵ月お休みしてた利用者様を久しぶりにトリートメントした。足部と足首周
囲がとても冷えていたがトリートメントで温かさが出た。
2023年8月
歩行器を使用している利用者様は、大腿部の硬さがトリートメントの回を追うごとに柔ら
かくなってきており、ご本人からもトリートメントを行うと楽になるとのお話しがあった
。トリートメント後は椅子から立ち上がるのもスムーズになった。
2023年7月
歩行器を使用している利用者様は、散歩後は特に足がむくみ火照っていた。トリートメン
トを行うと靴下の跡が薄くなりむくみが軽減した。
暑い季節は、身体に熱がこもりやすい車椅子のご利用の利用者様達は、アイスノンを背中
などに入れて冷却をしていた。トリートメントを行うことで、循環の手助けをしていきた
い。
2023年6月
初めてトリートメントを行った利用者様は、他の方のトリートメントを受けている様子を見てからだったこともあってか、始めはやや緊張していたものの直ぐにリラックスし嬉しそうにしていた。先月からトリートメントを行っている利用者様は、トリートメントを行うと浮腫も軽減して楽しみにしているとの事だった。
2023年5月
新しい利用者様を行った。浮腫みがとても顕著で、靴下の跡がキリッと食い込むようについていた。トリートメントを行うと靴下の跡が薄くなり浮腫みが軽減した。ご本人もうれしそうで、気持ち良さそうな様子だった。
2023年4月
眼に眼帯をしていた利用者様は、眼を強く掻いてしまったと思われるとのことで、出血や腫れは見られないが触れないようにと貼る眼帯をしていた。ご家族が眼科に連れて行ったが暴れてしまい診てもらえなかったとのことだった。トリートメントは機嫌良く受けており足の浮腫は軽減した。
2023年3月
足が火照りむくんで靴下跡がクッキリついていた車椅子の利用者様は、トリートメントを行うと、ほてりが軽減し、むくみがひいて靴下の跡が見えなくなった。リラックスしてウトウトしていた。
2023年2月
始めは落ち着いてトリートメントを受けていたが、後半時計を気にし出し、トリートメント終わりに近づくと、急に大声を出して立ち上がって部屋を出て行った日があった。いつもトリートメントを楽しみにして自ら準備している利用者様だが、職員がご家族に確認すると、安定剤が切れていて落ち着かない状態だったとのご報告だった。翌週からは始終穏やかにニコニコしてトリートメントを受けていた。安定剤は必要だが、トリートメントを受けるようになってからは、日頃も穏やかな様子が増えているとのことだった。
2023年1月
車椅子の座面に胡座のように足を乗せていることが多い利用者様は、足を下ろすと頻繁に
動かして落ち着きがない傾向だった。クッションとタオルを使って脚を安定させると落ち
着いてトリートメントを受け、リラックスしウトウトした。
2022年12月
先月からトリートメントを始めた利用者様は、まだ遠慮がちなところがあった。ご自身の
言葉で表現できる利用者様なので、そのことも配慮しつつ、ご自身の感想を聞きながら、
ご希望に沿ったトリートメントを行うえるようになっていきたいと思った。
2022年11月
トリートメントが初めての利用者様がいた。リクライニングできるタイプの電動車椅子ご使用で安定できる体勢で行った。他の利用者様が受けている様子を見学していたこともあってか始めからリラックスしていた。手足や首などがわずかに動かせるが、左足に比べ右
膝が硬くて右足の動きが鈍かった。負担を掛けないように張っているところを探りながら
丁寧にトリートメントした。
2022年10月
むくみが顕著な利用者様は、よく歩くとのことで足の疲れも溜まっている様子だった。トリートメントでむくみが軽減し血色も良くなって元気が出たご様子だった。
2022年9月
まだトリートメントを受け慣れていなかった利用者様は、トリートメント自体は嫌がらないながらも直ぐに飽きてしまっていたが、回を追う毎に落ち着いて受けられる時間が長くなり、ご本人も成功体験と捉え喜んでいた。ある程度の時間を受けられるようになると、よりトリートメントの効果も期待できると思うので、丁寧に寄り添いながら取り組みたい。
2022年8月
新設の事業所で、今月から利用者様へのトリートメント活動を開始した。他の事業所(多機能型生活支援センターうみう)から移り、引き続きトリートメントを行った利用者様は、環境が変わって緊張がある様子だった。トリートメントでリラックスして入眠した。初めての利用者様は、股関節が弱いとのことなので、トリートメントの影響で負担がかからないように慎重に行った。足部がほてっていたがトリートメントで軽減した。