東京杉並区

杉並区有料老人ホーム

活動の概要

有料老人ホームにて、各居室でアロマトリートメントを行っている。
2023年2月より、ベッド上仰臥位、椅子での座位など、ご本人のご意向を伺いながら行っている。

セラピスト
活動日数
月4回(毎週金曜日)
施術人数
4
総施術人数
のべ262人(※2019年7月以降の実績)
活動時間
14時20分~16時10分 (1人あたり30分)
活動内容

アロマトリートメント

施術部位

基本は下腿、足部。ご希望に応じて手部、腕部、肩周囲など。

月次報告

2025年3月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
19人 (男性12人・女性7人)
活動内容

さらに新しく2名追加になった。お一人はPSP(進行性核上性麻痺)罹患者で、対処療法として様々な施術をうけていた。それに加えてアロマセラピーを行いたいとの希望で始めることとなった。顔面の硬直、左手に力が入らない、右足がすり足になるといった症状が気になっており、それらを丁寧に行った。施術後は、顔の感じがよくなったと言っていた。もうお一人新規で始められたが、他のスケジュールが忙しくなり、1回で終了となった。

2025年2月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
18人 (男性11人・女性7人)
活動内容

新しく2名追加になった。お一人は昨年膝蓋骨骨折(両膝)からギブス固定が長く、それ以来車いす生活をしていた。ギブスをはずした後も下肢のうっ滞が強かった。医者からマッサージを勧められているとの事で、アロマトリートメントを始めた。痛みなどはないが、硬く固まったように張っていた。すぐに改善は難しいが様子を見ていきたい。3週目にはやややわらかさがでてきた

お一人、膝の最新治療を受けられたという事で下腿から肩のトリートメントに変更した。無理な体操をして痛めてから、右肩が少し動かすと痛いとの事。肩回りの硬さを緩めるようにオイルトリートメントを行った。施術後は肩の軽さを感じていた。

2025年1月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
13人 (男性8人・女性5人)
活動内容

みなさん、乾燥がみられ、細かい皮むけがある方もいらした。オイルをやや多めに塗布して行った。お一人、指に何かぶつけたようで痛みがある方がおり、歩くときも痛みを感じているとの事。下腿の張りが以前より感じられた。徐々に痛みもおさまり、4週目には下腿の張りも改善していた。肩の痛みのある利用者様は、肩の施術を希望され、下腿・足に追加して肩もオイルで行った。やや痛みは軽減したようだが、次回は肩を中心の施術を希望された

2024年12月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
10人 (男性6人・女性4人)
活動内容

お一人、帯状疱疹になられて2週間お休みとなった。季節がら先月から乾燥が強くみられ、皮むけなども多かったが、今月はやや落ち着いてきた。右麻痺のある方が、施術後に、麻痺側に力が入るようになってきたという報告があった。

2024年11月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
15人 (男性10人・女性5人)
活動内容

お一人、寝ている事が多くベッド上で行っていた方が、車いすで起きている事が増え、今月は全て車いすでの施術となった。受け答えが以前よりはっきりされてきており、足のうっ滞感、冷えなども改善がみられた。

夜、毎晩夢を見てしまい眠りが浅いとおっしゃっていた方は、最近は夢も見ずに寝むれているとの事だった。

2024年10月

セラピスト
活動日数
2日
施術人数
6人 (男性4人・女性2人)
活動内容

施術者体調不良のため、1ヶ月活動ができなかったため、久しぶりの施術となった。

3名とも乾燥が強くなっており、下腿にかさつきや皮むけが見られた。オイルをやや多めに使用した。施術後はかさつきは改善したが、翌週もかさつきは見られた。皮むけは翌週はかなり改善していた。

2024年9月

セラピスト
活動日数
2日
施術人数
6人 (男性4人・女性2人)
活動内容

車いすの男性は、膝が拘縮しており(特に左)屈曲した状態でほぼ動きはなかったが、力が抜けやすくなりやや可動域が広がった。引き続き膝周りを丁寧に行っていこうと思う。

杖や歩行器を使って歩かれている方々は、いつもより少し多めに廊下を歩くようにしたとの事だった。体を使う事の大切さを感じて頂けたようで、是非続けてほしい。

9月は3週目以降は、施術者の体調不良のためお休みとなった。

2024年8月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
15人 (男性10人・女性5人)
活動内容

女性のお一人は、弾性ソックス着用でうっ滞感は減ってきていたが、足首周囲のうっ滞が気になった。施術後は流れた感じがあるとの事だった。また、月初に乾燥による細かい皮むけが見られたが、徐々に改善してきた。男性もやや乾燥が見られた。オイルをしっかり塗布して行い、月末には改善が見られた。

2024年7月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
12人 (男性8人・女性4人)
活動内容

先月追加となった男性1名は体調が悪化し入院されたため、お休みとなった。
他の方々はみなさん、先月に比べうっ滞感が少なくなっていた。歩行困難でベッド上で行う事が多い方は、今月は覚醒されていることが多く、声掛けに対しても即座に返事が来るようになった。施術を始めて2年目になるが、昨年は夏でも足部の冷えが強かったが、今年は冷えが気にならない程度だった。下腿のうっ滞が強い女性は、医者から弾性ソックスを勧められ、着用を始めた。着用後はうっ滞感が減ってきており、施術後の改善も先月よりはっきりと確認できるようになった。

2024年6月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
13人 (男性8人・女性5人)
活動内容

男性1名、ご家族のご希望で追加となった。常々足のマッサージをしてほしいと言われているとの事だった。歩行は困難で、足部はややうっ滞感があり、下腿は筋肉量が少なくなっていた。もっと強くなどとおっしゃっていたが、1回目は様子をみながら行った。

男性1名、コロナに感染し、回復された後濃厚接触者になり、2週お休みとなった。他の方たちも感染に注意しながら過ごされていた。歩ける方は、運動の為施設内を歩くようにしているが、最近は少なくしているとの事だった。

女性1名、ご家族の意向で中止となった。

2024年5月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
12人 (男性5人・女性7人)
活動内容

新しく男性1名、女性1名追加となり、4名となった。施術者も1名増えた。

男性お一人は、5月後半にコロナに感染しお休みとなった。その他の3名は歩行可能だが杖やシルバーカーを使用しており、やや歩行困難な状態のためうっ滞感も強くあった。
トリートメント後はうっ滞もやや改善し、血色もよくなった。
また、乾燥も強く、カサカサと皮がむけている方が2名いたが、オイルトリートメントにより施術後はしっとりし、翌週やや改善が見られた。

2024年4月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
6人 (男性4人・女性2人)
活動内容

新しく女性一名追加となった。大腿骨頸部骨折から歩行が困難になり、支えが必要となっていた。下腿から足部にかけ、うっ滞が強く、色素沈着も気にしていた。脳梗塞の後遺症で右麻痺が軽度残っており生活に不便を感じているとの事だった。少しでもQOLをあげ、まずは一番気にしている立ち上がりを軽くしていくことを目標に施術を続けていきたいと思った。また、肩の痛みもあり、着衣で肩回りも行った。今後、経過を見ていきたい。

もう一人の男性は、左脛骨に添って赤味がでており、原因わからず。特に熱感、かゆみなどはないようだった。患部はさけて、右足中心に行った。指先にやや冷えがあったが、かなり改善した。

2024年3月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
5人 (男性5人・女性0人)
活動内容

ベッド上に仰臥位の日が3日であり、2日は車いすでホールにて行った。
足部の冷えは軽度であり、うっ滞感は少なくなっていた。下腿の硬さも和らいできていた。以前よりにこやかになり、話し方もややはっきり話されるようになってきた。

2024年2月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
4人 (男性3人・女性1人)
活動内容

足の冷えがかなり改善してきた。うっ滞感は日により強い日があったが、トリートメント後はかなり改善していた。下腿の硬さも緩みやすくなってきた。表情がにこやかな日が多かった。

2024年1月

セラピスト
活動日数
3日
施術人数
3人 (男性3人・女性0人)
活動内容

1月に入り、お一人肺炎のためご逝去された。アロマトリートメントはとても楽しみに続けていたとご家族から感謝の言葉を頂いた。

もうお一人は、ベッド上で行ったが、下腿、足部ともうっ滞感が軽減してきており、ご家族からも効果を感じているとのコメントを頂いた。

施設内にてコロナ感染があり入室規制があったため3日の活動となった。

2023年12月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
10人 (男性5人・女性5人)
活動内容

男性は、足部のうっ滞感は前月より緩和してきており、下腿の硬さも軽減してきた。冷えは左足の指先のみ冷たかった。声は小さいが、受け答えがはっきりしてきたように見受けられた。

パーキンソンの方は、1日オフの時があったが、それ以外は車いすで行った。足部のうっ滞感は強く、指の屈曲も強くなってきた。足部、趾を丁寧に行い、年末にはやや改善がみられた。

2023年11月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
8人 (男性4人・女性4人)
活動内容

9月から入院されていた方が、看取り状態で施設に戻られた。ご家族様のご希望があり、トリートメントを行った。心なしか表情が緩んだように思えた。その後ご逝去されたが、ご家族から感謝の意を頂いた。
その他の方々は、乾燥が目立ってきた。パーキンソンの方は、オフの時が2日あり、ベッド上で行った。また、転ぶ事が度々あり、車いす生活になってきており、足部のうっ滞感が強くなってきた。これまでは前腕や肩なども行っていたが、今月は足部を長めに行った。

2023年10月

セラピスト
活動日数
3日
施術人数
6人 (男性3人・女性3人)
活動内容

10月に入り、やや皮膚の乾燥が目立つようになってきた。お二人ともかさつきが見てとれ、オイルの吸収もよかった。お一人、夜間に痰が詰まりやすくなったとの事だった。首、デコルテにジェルを塗布し様子を見ながら行った。指をしゃぶってしまうようになってきたので、指先のトリートメントは行わず、下腿、足と前腕を行った。施術後は笑顔が見られた。

2023年9月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
9人 (男性4人・女性5人)
活動内容

お一人入院されたためお休みとなった。9月に入ってもまだ暑さは続いており、足の冷えは緩和されていた。

転ばれて膝を打った方がいらしたが、骨に異常はなく、痛みもほとんどないという事で通常通り行えた。今後転倒されないように、足首周りを丁寧に行った。もうお一人は、発熱され1回お休みとなったが、感染症ではなく回復された。

2023年8月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
11人 (男性4人・女性7人)
活動内容

みなさん夏バテもなくお過ごしだった。

冷え、むくみの強い方はいつもベッド上で行っているが、車いすで催しに参加されていたため、そのまま会場で車いすで行った。いつもはほとんど眠られているが、覚醒されており、にこやかに受けられていた。

パーキンソンの方は、ご家族と旅行の為1回お休みとなり、戻ってこられると元気そうにされていたが、旅行中はずっと車椅子で、歩くことがほとんどなかったとの事だった。そのため足の冷えやうっ滞感も強く、足の色もやや赤黒くなっていた。丁寧にトリートメントを行った。

 

2023年7月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
12人 (男性4人・女性8人)
活動内容

リウマチの方は痛みが軽減してきていた。手、腕、肩などは着衣で行ったが、掌の硬さがゆるんできた。冷えやむくみの強い方は、ご家族から最近麻痺側(左)の反応があり、足のトリートメントの効果ではないかと思うと言われた。今後も引き続き様子を見ていきたい。

パーキンソンの方は、4日のうち2日は薬が切れていてベッド上で行った。トリートメントを始めると、顔つきが穏やかになってきた。また途中で覚醒された日もあった。

2023年6月

セラピスト
活動日数
5日
施術人数
14人 (男性4人・女性10人)
活動内容

気温が上がってきたので、みなさん冷えはやや緩和してきていた。
リウマチの方は、関節の痛みを訴えることが少なくなった。またむくみも改善してきているように見受けられた。
いつも冷えやむくみの強い方は、冷えはやや緩んできており、むくみの改善も以前より早くなったと感じられた。
パーキンソンの方は、薬が切れてしまったことがあり、その時はベッド上仰臥位で行った。薬が切れていた時は、リハビリもできず足はかなり冷えていた。トリートメントでやや改善はみられた。

2023年5月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
12人 (男性3人・女性9人)
活動内容

寒暖の差があり、下腿、足部のうっ滞感がある方が多かった。

パーキンソンの方は、ご家族が体が前かがみになる事を懸念されており、首・肩から腰にかけて、座位、着衣の状態でのトリートメントを加えた。トリートメント直後に体が起きていた。

リウマチの方はぶつけることが多いようで、痣が増えていた。痣に対応するアロマジェルを塗布し、患部は避けてトリートメントした。

2023年4月

セラピスト
活動日数
3日
施術人数
9人 (男性3人・女性6人)
活動内容

少し暖かくなってきたため、みなさん足の冷えは緩んできていた。リウマチの方は、先月より薬が一種類増えたこともあるが、かかとや指先の痛みが和らいできた。パーキンソンの方は、リハビリに励んではいるが、足部のうっ滞感がとれず、トリートメントでは改善が見られた。香りがいいと言われ、リラックスされているようだった。

2023年3月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
11人 (男性3人・女性8人)
活動内容

季節の変わり目という事もあり、みなさん足部のうっ滞感が強まっていた。
ただ、冷えはやや緩んできていた。下腿、足部のみならず、手、肩などもご希望に応じて行っているが、全体的に下腿、足部を長めに行った。うとうとされる方が多かった。

2023年2月

セラピスト
活動日数
4日
施術人数
3人 (男性1人・女性2人)
活動内容

1名は歩行器を使い歩行可能な方で、椅子に座って座位の状態で、下腿・足、前腕、手部、肩周囲(着衣)のトリートメントを行った。パーキンソン症で不随意の動きはあったが、気持ちよく受けられていた。2名は自力歩行は困難で、ベッド上仰臥位で行った。
そのうち1名は脳梗塞により左麻痺があり、うっ滞感、冷えが強かった。もう1名はリウマチの為、関節の痛みが強くあり、常に全身が痛いとおっしゃっていた。痛みのない範囲で下腿・足、腕部・手部、肩周囲(着衣)を行った。触れると気持ちがよいという箇所を丁寧に行った。
初めての居室でのトリートメントという事もあり、初めは少し緊張されていた方もいらしたが、2回目からはリラックスされていたようだった。